人の悪口って
根拠の無いことが多いですよね。
たとえば、
もっともポピュラーな悪口、
「ばか」を例にとってみましょう。
腹が立って、誰かに
「ばか」って言うとき、
まず99%確認していません。
「あなたはこれこれこうである。
よって、あなたはばかである」
という冷静な判断の元に
言葉を発している人はまずいないでしょう。
どっちかっていうと
自分の感情が高ぶっておさえられないから
それを他人のせいにするために使う言葉です。
これは自分の過去を
振り返ってもそう思います。
怒りっぽい人だったので。
感情が湧き上がってきた時に、
治められるかどうかは大きな問題です。
爆発が内面で起こってこそ、
行動力になります。
エンジン内で爆発してこそ、
車が動きますね。
外でガソリンに火をつけてみてください。
それはテロです。
圧力容器内で爆発が起こってこそ、
電気が発生しますね。
これが外で起こると、
原発事故になります。
感情も同じです。
うまく自分の中で
治められれば生産性のある
言葉や行動に変えられますが、
感情のままわーってやってしまうと、
その行動は人の心を破壊することになります。
まるで外で核爆発を起こすような、
恐ろしい結果を生むことになります。
あなたは極端な悪口、
見たり聞いたことがありますか?
暴露すると僕はあるんですけど、
あれは瞬間見るだけで自分の細胞がぼろぼろになる、
まるで放射性物質のような言葉です。
ほんとに何か強烈なエネルギーをもっていて、
しかも破壊のエネルギーなんですよね。
「いろいろなものを見聞きした上で
判断しよう」
といって見る人がよくいますが、
そういうものには触れるべきではありません。
放射能に触れて耐えられる人は一人もいないし、
まず悪口には根拠が無いので判断材料になりません。
判断はほんとうに賢く行ってくださいね。
放射性物質が安定するには
長い長い年月が必要ですが、
言葉は一度発してしまうと
永遠に残ります。
悪評はどんどん増えます。
破壊の世界もどんどん大きくなっています。
そのことを認識だけして、
賢く判断して、触れないように気をつけながら、
真逆の愛の世界は
さらに大きくなっていきますから、
そこへ向かって進んでいきましょう。