大胆さに加えて計算をしっかり

計算についてのコーチでした。

特に男性は、大抵なんの計算もなしに夢を追って無謀なことして大損しますから、女性的な視点も持って、現実的にしっかり計算して動くことも必要ですね。

「主にあっては、あなた方の苦労がむだになることはない」と聖書には書いてあります。

しかし、苦労したわりに自分の願っていたことがダメになることも、実際にはあります。

ただ、箴言にもありましたが、そういう時に「祝福のチケット」でもらっていることがあります。

チケットは、時が来ないと有効になりません。

ライブのチケットを持っていたとして、いくら早く観たいからといって、チケットを使うとたちまちアーティストが家までやって来て演奏してくれる、というわけにはいきません。

チケットはライブ当日に有効になるもので、それまでは盗まれないように、また身内に勝手にメルカリで転売されないように大事に持っておく必要があります。

このチケットを持っていながら、「なんだこの紙切れ」といって捨ててしまう人を何人か見て来ました。また、チケットをもらっていながら「何ももらえない…」と疎外感を感じる人もいました。

そうではないことをわかって、価値をわかって守っていきたいですね。

そう、御言葉の冒頭で「蛆虫が怖くて醤油が作れるだろうか」ということわざが出て来ました。

これは韓国のことわざだそうで、「すべきことを貫くためには、障害に怖気づいてはいられない」という意味だそうです。

そして、このことわざのことを調べていた時、こんなことわざも出て来ました。

「南京虫を殺そうとして藁葺(わらぶ)き屋三間みな燃やす」(ピンデ チャブリョダ チョガサムガン タ テウンダ)

これは逆に、「目障りな小事にかかずらわっている間に、思わぬ損失を招く」という意味だそうです。

このことわざを見て、私は先生のことを思い出しました。

(先生、南京虫が出まくる藁葺きやを壊してたよな…)

先生のされたことって、韓国の伝統的なことわざに対する挑戦という意味も含まれていたのかもしれません。

なぜなら、先生が、南京虫の出て嫌だった藁葺きやを壊し、さらにもっと良い家を建ててしまったからです。

そう考えると、当たり前に聞いている先生のエピソードがより深く聞こえて来ますね。

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