地上天国をなすためには自分を捨てることだと仰いました。
自分ばかりを主張するのではなくて、相手のことを考え、兄弟のことを考え、天のことを考えなさい。
そうしてこそ和睦、地上天国だと仰いました。
昨日のエステルのたとえで話された御言葉でもありましたが、自分を捨てる決心をしてこそ、大きなものを得ることができます。
聖句にも、また賛美にも「種が地に落ちてこそ黄金の野原になる」とありますね。
ただ、一点気をつけたいのは、相手に気遣いすぎて自分を安売りしてはいけないということです。
これは私がものすごくたくさん経験していることで、また同じ悩みを持っている方がとても多いことを感じることでもあります。
なぜなら、日本人は基本的に謙遜で、相手を立てて自分を低くすることが得意だからです。そういう文化です。
これは本当に残念で、自殺率が高いのも日本人のこういう性質のせいだと思うのですが、自分の価値をはっきり分かった上で、相手を思いやらなければなりません。
「自分の価値を悟りなさい」御言葉で何回もおっしゃっていることです。