神様の領分と人間の領分

主を中心にしなさいといいました。

それは言い換えると、「自分の位置を守ること」だといいます。

自分のポジション。

主が中心に位置し、人間は対象としての位置にいる、ということをいつもわきまえていることが必要です。

そうしたときに、さまざまな問題も解決策が見つかるし、より高いところに上がることもできます。

クラシック音楽に、「子どもの領分」というものがあります。ドビュッシー作曲です。

かわいらしい音楽で、子供がぴょんぴょんはねている様子が浮かんできます。

子どもは「遊ぶこと」がその位置です。大人のように経済活動をしたり、老後の計画を立てたりする必要はありません。

遊んぶことが、脳が発達していくそのときには必要だし、またその元気な姿を見て大人は力を受けます。

子どもが老後の心配をしたり、大人たちの矛盾を指摘したところで何かが解決するわけではなく、ただかわいくないだけです。

クリスマスプレゼントのランクが一つ下がるだけです。

子どもは子どもの位置を守ってお父さんお母さんを愛することで、お父さんお母さんも安心してその子と遊んでくれるし、その子の将来のことを真剣に考えてくれるし、クリスマスプレゼントもアップグレードするかもしれません。

人も、神様との関係性の中で、その位置をわきまえている必要があります。

そうすると、問題の解決策が見えてくるのだと、今日の御言葉で言っていました。

それはちょうど、今まで自分の力でなんでもしようとしていたことが、自分の位置をわきまえることで、神様がどんなことをしようとしているのかを見るようになる、認識が変わるということです。

神様は、人間ができない大きなことをやっています。

旧約時代の4000年間をかけて新約時代が準備される。このような、人にはどうやってもできっこないことは神様の位置です。

そうした流れを人間が作ることはできないので、ただその流れに乗ることで、今まで自分の力だけでは不可能だった問題の解決の糸口が見つかるようになります。

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