つらい時ほど、ネガティブな考えが浮かんでくることが多いです。
しかし、摂理の御言葉では「どんなときでも肯定的に考えなさい」といいます。
その言葉を先生は実践していて、どんなにつらいときでも不平不満を口にしません。
人生にはいろいろなときがあって、良いときも悪いときもあります。
それは、昼があって夜があるようなもので、誰にでも起こることです。
私たちが昼のうちに夜の準備をし、夜のうちに昼の準備をするように、つらいときはその後にくる良いときの準備をする期間です。
だから、考えようによっては「つらいときにがんばって、良いときに備えよう」と肯定的にとらえることができます。
しかし、つらいときにがんばることは簡単ではありません。つらいときに十分に努力してこそあとにくる良いときをもっと飛躍的に良くすることができますが、それが一番難しいことです。
つらいときにがんばる力は、神様からしか来ません。助けてくれる人はいないし、もっているものもないし、才能もない。
なにもないときに自分を支えてくれるのは神様しかいません。
神様から力をもらうことで、苦しい時期を乗り越えることができます。
その中で自分が磨かれます。ざらざらした石が濁流に流されているうちに角が取れて丸くなるように。または、土が炉の中で熱されて高価な焼き物になるように。
十分に磨かれた石、また完成された焼き物は、貴重に扱われます。
これが、人生の昼と夜の関係です。