どうしてうまくいかないのか。その原因には罪が関わっていると言いました。
ただ「やる気が足りない」とか「決心が足りない」とか考えるのではなくて、まず罪に縛られてうまくいかないから、悔い改めてそこから解かれなさいと言いました。
以前の御言葉でも「1%の悪いところのせいで他の99%がダメになる」という話がありました。
そのように、何か1つのことのせいで全体がうまくいかないことがあります。
パソコンが動かなくなる原因が、ほんのささいなところにあるように。
そのように、足を引っ張っている罪、それを見つける必要があります。
そして、それは「自分でもわかっていること」もあれば「自分では気がついていないこと」もあります。
よく会社では、うまくいかない原因を要素分解して分析します。
何かを行なって出る結果は、たくさんの要因が絡んでいます。だからそれをさいて見るんです。
すると、「なんでここがダメなの?」と思う点が出てくることがあります。今まで「そこがうちの推しポイント」だと思っていたところが実は足を引っ張っていた。そういうことはとても多いです。
思い込みです。
聖書では、ユダヤ人たちは「これで神様が喜ばれる」と思ったことを真面目に行なっていましたが、その行ないをイエス様は指摘する箇所があります。
「しかし、あなた方パリサイ人は、わざわいである。はっか、うん香、あらゆる野菜などの十分の一を宮に納めておりながら、義と神に対する愛とをなおざりにしている。それもなおざりにはできないが、これは行わねばならない。」
ルカによる福音書 11:42
箴言では「神様は後悔しないように二つとも行なう」と言いました。
主日の御言葉でも「急ぐからといって一つのことだけを考えてやってはいけない。」と言いました。
いろんなことに神経を使う必要があります。