セノレを歌いながら思ったこと

先生が作った賛美歌をよく聞きます。そして、歌います。

今日歌ってみて思ったのですが。

高い、音程が。

明日の賛美の準備をしましたが、高いよ。

今までの合唱曲では、テナーでも「ファ」までしか音を出したことがありません。

長年聖歌隊やってきて、それ以上だったことがありません。

しかし、先生の曲はその上を行く高さがあります。「ソ」が連続で出てきます。最後は「ソ」で伸ばすし。

男で、あの音を出すのはなかなか難しいです。あまり出せる人がいません。

それを先生は出している。

それだけでもすごいことですが、もっとすごいのは、元々先生は極度の音痴だったということですね。

摂理に長くいる人なら、昔の先生の歌声を聞いたことがあるはずです。

何を歌ってるのかわからない。歌い終わって曲の解説を聞いてはじめて「ああ、あの曲を歌っていたのだな」とわかる。

先生自身も、「音楽ではなかなか天の合格点が取れない」と言っていました。

それが、今ではビブラートかけたりしてます。

ビブラートかけながら音程を上げたり下げたり、演歌で聞くことがある技巧ですが、あれをやります。

普通の人ができないことをします。

以前は人より音痴だったのが、今では誰よりも歌が上手くなっている。

これが、復活なんだな。

しかも歌ばかり練習してるわけではないですしね。

いろんなことをやりながら、その全てて復活をしているところが、先生の凄さだなと思いました。