朝起きたら、寝ている間に引っ掻いたのか、手から血が出ていました。
血はもう固まっていて、かさぶたになっていました。
かさぶたは、傷が治るまでここにあって、体をバイ菌の侵入から守ります。
このことを思ったとき、
「保護はイエス様」
という言葉が浮かんできました。
血液の役割は、主に「保護」と「仲介」です。
保護としての血液は、侵入者に対して体を保護し、また体内に入ってきた侵入者へ攻撃をします。
仲介としての血液は、摂取した栄養や酸素を身体中に行き渡らせ、体のあちこちから出た老廃物を運びだします。
血液の保護がなければ、体は外部の驚異に晒され、血液の仲介がなければ、体のあちこちで栄養不足が起こり、また老廃物を洗い流すことができません。
血液のおかげで、体の各部位は一つになり、生命活動が維持できるのです。