「ヨーロッパには行くな。」という先生の言葉を聞いたとき、真っ先にギリシャ危機が思い浮かんだ。
新聞の紙面を賑わしているギリシャは今、破綻の危機にある。
ユーロ圏諸国とIMFが支援を表明しているものの、問題を抱えているのがギリシャだけではないので、この先どうなるかわからない。
PIIGSと呼ばれるポルトガル、スペイン、アイルランド、イタリアに問題が飛び火する可能性が指摘されている。
先生がおっしゃったこととヨーロッパ経済は関係無いかもしれないが、話を聞いた瞬間ギリシャ危機が頭に浮かんだことも事実だ。
ヨーロッパが財政難に陥るようであれば、いずれはアメリカ、そして世界一の財政赤字を抱える日本にも、さらなる困難な状況が訪れることも考えられる。