上司の理不尽な攻撃からいかに心を守るかが、この3年間の課題だった。
ある日、テレビでイチローが筋トレしているのを見ていたら、「彼はこうして精神を鍛えている」と言われた気がした。
問題が解決できるかもしれないと、ジムに入会した。
後悔した。
金はかかるし時間はくうし、人に話してもからかわれそうだしと否定的なことばかり考えた。
当時の日記には、「艱難さえなければこんなことはしない」と書いた。
しかし鍛えないと問題解決の糸口を見失うので通い続けた。
するといつの間にか、上司のクラスター爆弾が効かなくなっていることに気がついた。
バラバラと降り注ぐ爆弾に当たってもそれほど痛くなくなり、鍛えることの味を占めてきた。
目に見えて体力がつくのも嬉しかった。
プールでは続けて50mしか泳げなかったのが3000mいけるようになり、自信になった。
体を鍛えるのは、艱難にあっている人には特におすすめ。
以下は野村監督の言葉(うろ覚え)
「スランプに陥ったときは、ひたすら走る。走って、走って、疲れれば自然に体の力が抜ける。すると調子が戻る。」

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