「生活の点数」を上げよう。
今年の甲子園決勝は、
大阪桐蔭 対 三重になりました。
隣の席の同僚が仕事中に
速報を教えてくるので、
野球に興味のなかった僕も
影響されてしまいました。
今年の甲子園、波乱が起こって
なかなか面白いですよ。
準決勝に残った四校のうち、
三重と日本文理は
甲子園史上初のベスト4入り、
優勝候補筆頭といわれていた
東海大相模は一回戦で
敗退しています。
福井県の敦賀気比は、
目立った前評判がなかった
そうですが、甲子園で打線が爆発、
5試合合計58点も稼いで
ベスト4です。
こうして見ると、なんでも
最後まで何が起こるか
わかりませんね。
9回裏での逆転も何度もありました。
特に、地区大会で星稜が
9回裏0-8から逆転したのは
話題になりました。
諦めちゃダメですね。
我々にとっては、霊的に、
どうなるにしろ9月で一区切りです。
それまでは、どんなに形勢不利でも
「最後まで」つって何食わぬ顔で
バッターボックスに立って
得点を狙いにいくべき、
そう思わせる高校野球です。
そしてSS、大事だと感じました。
10代にこういう経験をしておくと、
大人になってからの
大きな支えになりますね。
決勝戦は月曜13:00からです。
余談ですが、お盆で帰省中、
市民プールの休憩室で
甲子園を見ていました。
春のセンバツ優勝校を下した
春日部共栄と敦賀気比の試合は、
10-1で敦賀気比の勝利。
そこへおじいさんがやってきて、
結果を見るや、
「あれ!春日部共栄だめだなぁ!
敦賀ケヒなんてクソ弱ぇとこに
負けてぇ!」
おじいさんはテレビを見ている
人たちの方をチラリと見ましたが、
誰からも反応がないので、
振り返ってツレのおじいさんに
話しました。
「春日部共栄だめだなぁ!
10-1で負けだって。敦賀ケヒなんて
クソ弱ぇとこに負けてぇ!」
ツレのおじいさんは
血圧を測りながら
うんうんと相づちを打っていました
このクソ弱い敦賀気比が、
フタを開けてみれば
ベスト4です。
人の意見は気にすべきではない、
先生がくじけさせなければ、いい
しみじみと感じてしまいました。