善悪を析くこと

善悪を裂きなさいと、御言葉で仰いました。
善悪を析くことは先生に学ぶのが一番です。
御言葉を聞いていると、本当に緻密に良いことと悪いことをさかれているのを実感できます。
法律で一律に裁いてしまうのとは違いますね。
僕もよく「あ、この御言葉の流れ、やばい俺裁かれる!やばいやばいやばい……ふー大丈夫だったー」ということがあります。御言葉の剣が向こうからやってきて目の前を通り過ぎて自分と余計な物の間をスパッと切っていく感じです。そういうのないですかね。
線引きがとても緻密で、善と悪を明確に析かれます。
社会でも、特にIT系の会社では、問題が起こった時に「問題の切り分け」という作業が行われますが、たいてい変なとこ切っちゃって余計にこじれます。「仕事のできる先輩が」「自身の経験と勘で」「その時の気分で」切り分けるもんだから大変です。
とても切ないのが、人間関係においてもビジネスのはかりざおで析いてしまう傾向が強いことですね。
今月も女性が一人、SOSを出したにも関わらず、相談に乗った人がみなバリバリ働く人で女性の心理を理解せず「それってあなたが悪くない?」という話に落ちてしまって、結局その女性は辞めることになりました。
人をモノの一部として扱う文化はなんとかしたいですね。日本の心の貧しさはこういうところからも影響を受けているように感じます。人間は神が創造されたとっても貴重な存在なんですよー。
御言葉のはかりざおを与えられたことに感謝です。



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