今朝の御言葉は、悪評は見ることも聞くこともするな

ライングループにここに書いていることを載せてるんだけど、今朝1人がグループから抜けてしまったよ…。

昨日ジャニーズの話をしたのがいけなかったのかなあ。

主と近くしてくれさえすればこんな文章は嫌ってくれていいんだけど、個人的にはショックでした。

今日はガンダムのたとえ話をするね。

今朝の御言葉では、悪評は見ることも聞くこともするなと仰いました。

日本人にとても多いのが「善悪をそう簡単に決めつけるものではない。それぞれに事情があるので、両方を尊重すべきだ。」という考え方です。

ガンダムでは、連邦軍とジオン軍のそれぞれに言い分があって、どちらも納得がいくんですね。

その中で葛藤をしながら戦争をするんです。

ワンピースでも「正義」を掲げているのは海軍の方ですね。

ただ、それが絶対的な正義としては描かれてはいません。

対立する2つがある時、どちらにも正しく見える根拠があります。

だからこそ、国会は与党と野党に分かれて議論するわけです。それが行政の暴走を止める役割を果たしています。

ただ、愛を中心にすると、そうした「どちらも正しい」が成立しなくなります。

たとえば話をうんと小さくして、風邪をひいたとします

人間にとってはウィルスは悪者ですが、ウィルスから見たら人間は「やっと見つけた宿主」です。

渇いた大気をさまよって、ようやく見つけた理想郷が人体なんです。そこで張り切って子孫を増やそうとします。

するとどこからともなくマクロファージがやってきて、仲間をバクバク食べ出すんですよ。その光景はまさに進撃の巨人でしょう。

か弱いウイルスの子供達が、どでかいマクロファージに食べられている。ウイルスのお母さんやお父さんは泣いていると思いますよ。

ただ、だからといって人間がウイルスの事情を考えることはしません。「こいつらも生き残るために頑張ってる。共に繁栄しよう。」とは誰も言わず、先ほど言った「善悪は決めない派」の人たちでさえ、全力で退治するし、避けます。なぜなら、誰でも自分を愛しているからです。

また、畑仕事をするとよくわかるんですが、畑っていろんな生き物がしのぎを削って生き残ろうとしている場所なんですよね。

人は野菜を作って食べたいと思う。蝶々は野菜に卵を産んで生きようとする。蝶々が産んだ芋虫を食べて生きる虫もいるし、その虫を食べて生きる鳥たち、その鳥を追いかける猫。

どうですか、すべての事情を考えていられるでしょうか?

また、もし自分の給料が減った時「これで会社の利益が少し増えるな、良かった」という人がどれだけいるでしょうか?

つまり、人は自分のものだと思っているかどうかで判断が変わるんです。

自分のものはつまり愛しているから、それを守るために一生懸命になるんです。他の事情を考えるなんてことはしません。

これは理屈ではないから、「あっちの事情もこっちの事情も知っておかないと」というのが成り立ちません。

だからこその「悪評は見ることも聞くこともするな」なのだと思います。それは、先生が全人類を自分のもののように愛しているからです。

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