御言葉で、認識を変えて誤解を解きなさいと仰いました。
人とぶつかりそうになった時、相手を変えようとするとぶつかるので、自分を変えないといけないですね。
以前の御言葉でも、困難がある時はそこから逃れてより大きな御心を見つけることもある、と仰いました。
旧約聖書のヨセフは、兄弟にいじめられ続けた末にエジプトに奴隷として売られ、さらに売られた先でもポテパルの妻に「襲われそうになった」という冤罪を受けて獄に閉じ込められてしまいますが、最終的にはエジプトの首相になって行政を一手に引き受ける存在になり、ポテパルよりもずっと高い位を得、また家族も養うようになります。
もし、ヨセフがポテパルの妻に「襲われそうになった」と言われた時にぶつかって「では、私はあなたを偽証罪と名誉毀損で訴えますね。」といって返り討ちにしたらどうでしょうか。
すっきりはしますね。獄に閉じ込められたポテパルの妻を見て「はははは!お前にはそこがお似合いだよ!」とあざ笑ったら楽しいかもしれません。
しかし、そうしたらヨセフは首相になることはなかったろうし、一生奴隷(ただし怒らせると怖い)として暮らしたと思います。
先生はぶつかりませんでしたね。十字架にかかり、その期間が終わろうとしています。
ちなみに、怒りやすい性格だと健康にもよくないです。
若い時にはいいんです。でも問題は歳をとってからです。怒った瞬間に血圧がガンと上がってそのままぶっ倒れますよ。
うちの近所にすごく怒りっぽいおじいさんがいるんです。いや、いたんです。
もう出勤時間なのでどう怒るのか詳細は割愛しますが、そのおじいさん、最近とても静かなのでどうしたのかと思っていたんですが、入退院を繰り返しているということがわかりました。
家の前にナースステーションの自転車が止まっていることもあります。
お祈りしたら、「怒りっぽくて、怒るたびにすぐに体調を崩している」という感動がありました。
気をつけましょう。