実践してカナンの地を手に入れなさいと仰いました。
繰り返して言いました。
旧約聖書で、イスラエル民族は隷属していたエジプトからモーセに導かれて出てきました。
残念ながらモーセの時代には理想郷であるカナンにはたどり着かなかったのですが、モーセの右腕のヨシュアがリーダーになってカナンに定住するようになります。
エジプトとカナンの違いは、隷属しているかどうかの違いでした。
エジプトでは重い労役の代わりに配給があったようです。
しかし、カナンでは誰かが給料をくれるのではなく、自分で手に入れなければなりませんでした。
実践が必要でした。
それが不満で、モーセの時代のイスラエル民族はカナンには入れませんでした。
カナンに行く途中でシンの荒野を通りますが、そこで「なんでこんなとこ連れてきたんだ!エジプトにいた時はスイカもニンニクもニラも食べられたのに!」と不満を言います。
ちなみに話が外れていくのですが、スイカ、ニンニク、ニラ、これってどれもスタミナ系の食材なんですよね。
スイカにはシトルリンが豊富に含まれています。夏はスイカだよ。ニンニクやニラは言うまでもなし。
スタミナ命で暮らしてきたイスラエル民族、かなり頭が筋肉だったんだと思います。エジプトではどんどん労役が重くなるにもかかわらず子孫が増えていく描写がありますから。
筋肉命だったイスラエル民族は、自ら実践する自動人生ではありませんでした。
その体質を作れず、カナンに行く途中で死んでしまうんですね。
自ら実践することは、カナンを手に入れるためだということをわかって行いたいですね。
箴言は詐欺についてでした。
先生も過去に詐欺に遭われたことがあるから、厳しいですね。
摂理の人はみんな優しいから、「こいつらをカモにしよう」という考えが入ってしまう人もいるのかもしれませんね。
多くの人は金銭をだまし取ろうという詐欺を働くことはありません。ただ、私たちがよくやる詐欺があります。
「やるやる詐欺」です。
私も毎日詐欺ってる気がします。
言葉だけでなく、実践が必要だと御言葉でおっしゃっていました。